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豊胸材料の流行り廃り

豊胸術で使用される材料(豊胸材料)にも、流行り廃りがあります。
豊胸材料というと、約10年前までは、流動性のシリコンが入ったシリコンバッグが一般的でした。
しかしその後、体内にシリコンが漏れ出て健康面に悪い影響を与えるということが指摘され、シリコンバッグの使用を一時中止ということになりました。

そして、シリコンバッグに代わるものとして、使用されるようになったのが、生理的食塩水の入ったバッグ。
これは、内容物が漏れたとしても副作用が軽い、という安全面を重視して開発されました。
ところが、触り心地や見た目の形状が少々不自然であったり、中の生理的食塩水が漏れやすかったりすることが発覚し、問題になっていました。

そこで、より自然な感触のものにしようと、新しい材料でつくられたハイドロジェルが開発されました。
しかし、欧米では、安全面に問題があるということで、このハイドロジェルは禁止になっているようです。
また、生理的食塩水のバッグと比較すると、切開の傷口が多少大きいようです。

しかも、感触の良さという点で、生理食塩水バッグもハイドロジェルバッグも、シリコンにはかなわず、やはりシリコンを使用したい、という意見が多数あったようです。

そこで、その要望に応えるために開発されたのが、現在人気の豊胸材料、コヒーシブシリコンバッグです。
このコヒーシブシリコンバッグは、液体シリコンを固形化(ゼリー状)したもので、組織に非常に浸透しにくく、体に漏れ出て浸透してしまう心配がないといった安全面で優れています。
こんなことから、コヒーシブシリコンバッグは、現在、もっとも人気があり、希望者も急増しているようです。
他に、CMCバッグ、バイオセルバッグといった豊胸材料を採用している医院も多いです。

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